今回は、フリーランスになりたての方や今からフリーランスになろうとしている方へ向けて、屋号の決め方のコツやメリット・デメリットをお伝えします。
実際に、私自身もフリーランスとして活動している時に使用する屋号があります。
付けてみて思った感想なども踏まえてご紹介していきます!
屋号とは?
屋号とは、フリーランスや個人事業主が活動する際に使用するビジネスネームで、会社でいう社名と同じ役割をしています。
税務署に開業届を提出する際に屋号も登録した場合、名刺を作った際に名前と一緒に入れたり、領収書の宛名を屋号にしたりができるようになります。
しかし、フリーランスや個人事業主の人は必ず決めなければいけないというルールはありません。
また、屋号には使用できる文字や記号が限られているのでしっかりと提出する前に確認しておきましょう。
銀行や確定申告などを申告する際にややこしくなり手間や無駄な作業が増える可能性もあります。
屋号で使用できる文字は、漢字・ひらがな・カタカナ・数字・アルファベットです。
アルファベットは大文字と小文字とも使用することができます。
一方で、記号には制限があり、使用できる記号は「,」「.」「-」「&」「・」「’」のみです。
屋号の付け方の3つのポイント
業務内容や自分自身に関連しているものにする
自分が活動する事業の内容に関係していたり、自分自身に関連しているものにしましょう。
実際にフリーランスとして活動していると、初めて会う方などに屋号の説明をすることも多く、屋実際に会話のきっかけとなっています。
その際に、業務内容や自分自身に関連しているものにし、屋号をつけた理由をしっかりと説明できれば、相手に覚えてもらえる確率も上がり、ゆくゆく仕事に繋がることもあるかもしれません。
簡単で覚えやすいものにする
屋号を決めるときは、あまり長すぎず、簡単で相手が覚えやすいものにしましょう。
長いと屋号より、名前で覚えられてしまうこともありかもしれません。
屋号で悩んでいる方は、英単語と英単語を掛け合わせてみたり、事業に関連しているものから取ると決まりやすいです。
妥協しない
屋号は、フリーランスや個人事業主で活動していく限り、ずっと使うものになるので絶対に妥協しないでください。
クライアントからは◯◯(屋号)の××(名前)さんと覚えてもらうことが多く、自分自身の看板にもなります。
友達や家族に自信を持って自慢できるくらい100%納得したものにしましょう。
投げやりに決めたり、とりあえずで決めると後で後悔することになってしまいます。
フリーランスが屋号をつける時の注意点
よく見かけるものや被りやすいものはなるべく避ける
すでに使われていたり、被りそうなものは避けるようにしましょう。
また、認知度がすでにある会社名や屋号と被るものオススメしません。
相手に勘違いされてしまったり、ゆくゆくホームページを作った際に検索にヒットしにくくなるからです。
フリーランスが屋号をもつ3つのメリット
社会的信用が上がる
屋号があると、個人名で活動しているよりも社会的信用が上がります。
まだ実績がなかったり、始めたての場合は、個人名よりも屋号の方が信頼され、案件獲得がしやすくなります。
ただの「誰」よりも「どこの誰」と分かった方が相手も安心しますよね。
それと同じイメージです。
また、屋号を持っていた方が屋号の銀行口座を作ることができ、振込の際に信用が増します。
しかし、屋号の銀行口座開設も必須ではありあせん。
覚えてもらいやすい
これは先ほどもお伝えしましたが、◯◯(屋号)の××(名前)さんと覚えてもらうことで、ただの名前だけよりも、屋号と名前の方が相手に印象を残すことができます。
フリーランスで活動していると、紹介から案件をいただくことも多く、紹介さてた方も名前だけの紹介より屋号があった方が覚えやすいでしょう。
愛着が湧き、仕事の意欲も増す
屋号はずっと一緒に活動する存在なので、愛着が湧くようになり仕事のモチベーションが上がります。
また、屋号を持っていることで仕事とプライベートを分けることができ、ONとOFFを分けることができます。
フリーランスが屋号をつけるデメリット
途中で変更しにくい
一度でもその屋号で活動した場合、クライアントには既存の屋号で認識されているため、変更しにくくなってしまいます。
変更したことを伝えることや、屋号が載った名刺がある場合は印刷の直しだったりと、作業が増えてしまうため、個人的には一度決めた屋号を変更することはあまりオススメしません。
まとめ
今回は、フリーランスになりたての方や、フリーランスになろうとしている方へ向けて、屋号の決め方のコツやメリット、デメリットをお伝えしました。
屋号を持ちたい方は、ゆっくりと時間をかけて、お気に入りの屋号を考えてみてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。