ポートフォリオを作りたいのですが、何を載せればいいかわかりません…。
デザイナーにとってポートフォリオは、命と言っても過言ではないほどとても重要な素材となります。
就職活動やクラウドソーシングに応募する時など、様々なシーンでポートフォリオを提出するシーンがでてきます。
今回は、そんなポートフォリオに掲載しておくべき項目を3つご紹介します。
ポートフォリオとは?
そもそもポートフォリオとは、自分の制作物や実績を掲載するモノです。
「自分はこんなことができます!」「これが得意です!」と自分をアピールするためのとても大切なツールです。
そして、相手に「この人と働きたいな」と思ってもらわなければいけません。
業種にもよりますが、少し前までは紙に印刷してファイルにまとめるポートフォリオが主流でしたが、今ではWEB上で作るポートフォリオが多いです。
一度作り込めば、何回も使うことができるのでしっかりと作り込んでおきましょう。
ポートフォリオに載せるべき項目
① プロフィール
まずは、自分がどんな人物なのかプロフィールを作りましょう。
初めましての相手が誰だか分からないのに、仕事の依頼なんてしないですよね。
デザインに関する経歴や自己紹介は必須です。
血液型や趣味なども記載しておくと話のきっかけになることも。
自分自身のポートフォリオには、なぜWEBデザイナーになろうと思ったのかも載せています。
② 制作物
制作物は必須ですね。
モックアップをうまく使うことで、相手に実際のイメージを与えることができるのでオススメです。
制作時間
デザインは、時間をかければかけるほど丁寧に作り込まれますが、残念なことに納期が決まっている案件がほとんどなので、いかに早く、いいものが作れるかがポイントとなってきます。
そんなとき、制作物と一緒にその制作物にどれくらいの時間がかかったのかを掲載しておくことで、相手が「これくらいのボリュームの案件はこのくらいの時間でできるんだな」と把握することができます。
なぜこのデザインにしたのか
制作物を作った際、「なぜここはこうしたのか」など自分のデザインを言語化しておくと相手に意図を伝えることができます。
これは、とくにフリーランスになりたいと思っている方はとても大切なスキルになります。
「なんとなく自分が好きだからこのデザインにした」ではクライアントは納得しません。
しっかりと「クライアントの想いやコンセプトをもとに作った」ということを伝えることができるよう、言語化しましょう。
③ スキル
スキルは、自分がこのツールをここまで使えるということをアピールします。
Photoshopのpsdデータで納品をお願いされたり、逆にイラストレーターのaiデータでお願いされたりと、案件やクライアントによって様々な依頼があります。
受注後に「やっぱりこのツール使えないのでできません」では、自分の信用も失ってしまいます。
一緒にお仕事する前に、どのツールをどれくらい使えるのかを記載しておくことで、相手の判断基準となるでしょう。
実際に、自分のポートフォリオではこのように横棒グラフで使えるツールのスキルレベルを表しています。
まとめ
今回は、デザイナー初心者さんがポートフォリオを作る際に必ず載せておいた方がいい項目を3つご紹介しました。
初めはとても大変ですが、一度作ればこの先ずっと使える大切なものなので、大変かもしれませんがその手間を惜しまず、丁寧に作ってください。
私自身も、クラウドソーシングを使用した際にポートフォリオで判断されることも多く、作っておいてよかったと思ったことが何度もあります。
はじめての相手に自分を最大限に知ってもらえるよう、頑張ってください。
デザイナーになりたい方へ、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
一緒に理想のデザイナーに近づくために頑張りましょう!